工場史―「ポスト冷戦期」の日本製造業

個数:
電子版価格
¥5,500
  • 電子版あり

工場史―「ポスト冷戦期」の日本製造業

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年05月31日 02時04分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 444p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641166288
  • NDC分類 509.21
  • Cコード C3034

出版社内容情報

1990年からの三十年間,円高等により国内の産業構造が大きく変わった時期に,製造業における生産現場は生き残りをかけてどのように行動してきたのか。単なる「企業」という視点だけでは捉えられない,執拗な観察と緻密な資料で迫る注目の現場史。

内容説明

1990年からの三十年間、グローバルコスト競争等により国内の産業構造が大きく変わった時期に、製造業における生産現場は生き残りをかけてどのように行動してきたのか。単なる「企業」という視点だけでは捉えられない、執拗な観察と緻密な資料で迫る注目の現場史。

目次

なぜ我々は「現場史・工場史」を提案するのか
第1部 現場史・工場史とは何か(社会科学における現場概念と現場史・工場史の可能性;「現場アーカイブズ」構築の可能性)
第2部 「ポスト冷戦期」の工場史・現場史(ソニー美濃加茂―危機を乗り越え進化を続けた強靭な現場とその閉鎖;富士ゼロックスマニュファクチュアリング新潟事業所―変わる親会社、変わらぬ能力構築;NECパーソナルコンピュータ米沢事業場―疎開工場からグローバル企業へ生き残りをかけた能力構築史;バイエル薬品滋賀工場―多国籍企業ローカル工場の存続努力;芝浦機械沼津工場―機能集結工場による製品・技術開発と事業・生産体制再編)
「工場史」の意義と可能性

著者等紹介

藤本隆宏[フジモトタカヒロ]
早稲田大学研究院教授、ビジネス・ファイナンス研究センター上級研究員。東京大学名誉教授。(一社)ものづくり改善ネットワーク代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zoe

20
この本でいうポスト冷戦期とは1990年~2010年代の約30年間のことである。日本の工場は、海外の安い労働力を求め、移転を進めてきた。しかし、その圧力にも負けず、工場全体でのコスト削減を実現するばかりでなく、その技術力と品質、製造する品目を大胆に変更し、社名を変え、環境に適応しながら生き残った会社がある。そういった工場は、売り手よし、買い手よし、地域よしの三方よしを基本理念として掲げており、短期的な収益の増減に惑わされることがない。親会社からの圧力や、工場の譲渡に対し抵抗可能な説得性を保有する。2024/08/08

Go Extreme

1
なぜ我々は「工場史」を提案するのか:産業≒付加価値の流れ 産業現場≒付加価値が流れる場所 三方よしの経営思想の持続 現場史・工場史とは何か: 社会科学における現場概念と現場史・工場史の可能性 「現場アーカイブズ」構築の可能性 ポスト冷戦期の工場史・現場史: ソニー 美濃加茂工場 富士ゼロックスマニュファクチュアリング 新潟事業所 NECパーソナルコンピュータ 米沢事業場 バイエル薬品 滋賀工場 芝浦機械 沼津工場 工場史の意義と可能性:工場史とポスト冷戦期の親和性 ポスト冷戦期の総括と今後 次の時代へ2024/07/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21809903
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品