そのクチコミは効くのか

久保田 進彦/澁谷 覚【著】

有斐閣（2018/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 206p／高さ 22cm
• 商品コード 9784641165373
• NDC分類 675
• Cコード C3034

出版社内容情報

クチコミは消費者にどのような影響を与えるのか，クチコミ・プラットフォームの運営主体によってその効果は変わるのか，といったクチコミを巡るさまざまな疑問点について，実験に基づいて答えていく。実務面，さらに消費者保護の観点からも，示唆に富む一冊。

序　章　本書では何が語られるのか──本書の主題とねらい
第１章　クチコミ・プラットフォームで何が生じているか──本書の仮定と疑念効果の概要
第２章　良いクチコミは良い効果をもたらすか──先行研究のレビューと仮説の提示
第３章　疑念効果をどう確かめるか──実験の概要
第４章　消費者は良いクチコミをどう疑うか──実験結果の分析
第５章　良いクチコミを疑うのは誰か──消費者特性の影響
第６章　疑念効果はどうしたら抑制されるのか──類似性の影響
第７章　社会と研究にどのように活かせるか──まとめとインプリケーション
Appendix

久保田 進彦［クボタユキヒコ］
著・文・その他

澁谷 覚［シブヤサトル］
著・文・その他

目次

第１章　クチコミ・プラットフォームで何が生じているか―本書の仮定と疑念効果の概要
第２章　良いクチコミは良い効果をもたらすか―先行研究のレビューと仮説の提示
第３章　疑念効果をどう確かめるか―実験の概要
第４章　消費者は良いクチコミをどう疑うか―実験結果の分析
第５章　良いクチコミを疑うのは誰か―消費者特性の影響
第６章　疑念効果はどうしたら抑制されるのか―類似性の影響
第７章　社会と研究にどのように活かせるか―まとめとインプリケーション

著者等紹介

久保田進彦［クボタユキヒコ］
青山学院大学経営学部教授、博士（商学）。専門分野はマーケティング。日本商業学会賞優秀論文賞（２００７年）、公益財団法人吉田秀雄記念事業財団助成研究吉田秀雄賞（２０１１年）、日本商業学会奨励賞（２０１３年）、公益財団法人吉田秀雄記念事業財団助成研究吉田秀雄賞（２０１７年）

澁谷覚［シブヤサトル］
学習院大学国際社会科学部教授、博士（経営学）。専門分野はマーケティング、消費者行動。財団法人吉田秀雄記念事業財団助成研究吉田秀雄賞奨励賞（２０１０年）、日本商業学会賞優秀論文賞（２０１２年）、公益財団法人吉田秀雄記念事業財団助成研究吉田秀雄賞（２０１７年）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Mikio Kitayama]

最近クチコミサイトでいわゆるヤラセが話題になることがあるが、実際に好意的なクチコミしかないサイトと批判的なコメントも含まれているサイトを比較すると、一定程度批判コメント含まれる方が信用されるという研究。あくまでも一定程度で、もちろん基本は良いクチコミが多い方が購買されることは絶対的な事実。

2019/04/19

[笠井康平]

オンライン空間を相手どるときの、実験計画の難しさよ

2019/08/28