出版社内容情報
全国ベースの介護保険データに基づく実証分析から,日本の介護の実態を明らかにし,望ましい制度を提示する意欲作。
内容説明
要介護者を誰が介護するのか―同居率低下という誤解?介護費用の実態はどうなっているのか?今後の介護費用の増加を抑制するために何をすべきか?介護保険制度は「介護の社会化」をもたらしたのか?これからの介護保険制度に望むこととは?介護の実態を経済学の視点から解明。膨大なデータによる実証分析から実態を明らかにし、「今後の介護の在り方」を追求する。
目次
序章 介護問題を考える
第1章 高齢社会と介護問題
第2章 日本の介護制度と経済理論
第3章 高齢者の世帯構造
第4章 さまざまな介護サービスの提供実態
第5章 介護保険利用者から見た要介護者の実態
第6章 介護保険導入と女性の労働供給
第7章 併設ケアマネージャーによる需要誘発の検証
終章 今後の介護政策に向けて
著者等紹介
中村二朗[ナカムラジロウ]
慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程修了。日本大学総合科学研究所教授(専攻:労働経済学)
菅原慎矢[スガワラシンヤ]
東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学、博士(経済学)。東京理科大学経営学部講師(専攻:計量経済学、医療経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件