金融―Money,Finance,and Financial System

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  • サイズ B5判/ページ数 361p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784641164932
  • NDC分類 338
  • Cコード C1033

内容説明

「リスク」「証券化」「マイナス金利」「マクロプルーデンス政策」…基本用語からイメージしにくい最新テーマまで幅広くカバー。金融の「基礎」から「最先端」まで、筋の通った新しいスタイル。「現実」と「理論」をバランスよく学べる、初学者に最適な構成。「豊富な図表」と「わかりやすいイラスト」でビジュアルに説明。「じっくり読む」「知りたいところだけ読む」「用語だけ確認」など、いろいろな読み方に対応。

目次

第1部 貨幣と金融取引(貨幣と決済;金融とその機能;取引費用とリスク;情報の非対称性と返済のリスク)
第2部 取引費用に対処する金融の仕組み(金融の仕組み(1):流動化、証券設計、情報生産
金融の仕組み(2):担保、保証
金融の仕組み(3):分散化)
第3部 金融機関と金融市場(金融機関(1):金融仲介機関
金融市場
金融機関(2):金融仲介機関以外の金融機関)
第4部 金融のマクロ的側面(資金循環と金融システム;金融政策と経済の実物面・金融面;金融システムの問題と金融危機;金融制度と公的介入・プルーデンス政策)

著者等紹介

内田浩史[ウチダヒロフミ]
神戸大学大学院経営学研究科教授。1993年大阪大学経済学部卒業、1996年同大学院経済学研究科博士後期課程中退、京都大学経済研究所、和歌山大学経済学部を経て、2009年神戸大学大学院経営学研究科准教授、2011年より現職。博士(経済学)(大阪大学)。2003年Fulbright研究員(インディアナ大学)。Journal of Money,Credit,and Banking誌Associate Editor、『金融経済研究』誌(日本金融学会)編集専門委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クワス

2
大学の授業で使用しました。比較的平易なのものとなっており、初学者には打ってつけの1冊です。この本は有斐閣から出版されたものですが、人文系の学部生や院生は有斐閣出版の本を多く読むべきです。内容はもちろん内容は専門的なものではありますが、わかりやすくまとめてあるものが非常に多いのでおすすめです。この『金融論』ではまた、理論的な説明もされており、深く勉強するための第一歩としても使用できると思います。金融に興味があり、学習を始めてみたい人はぜひ読んでみてください。 注)多少なりともミクロ、マクロの知識は必要です。2019/02/27

のらくら Running B.B

2
理論的に金融制度を解明する明快なストリーに沿って書かれており、学問的な考察と実務的な内容への言及のバランスも良い。難易度・お値段共にややお高いが学部レベル金融論の標準テキストの定番となる書物と思う。2017/10/20

T.T.

0
わかりやすく幅広く金融についてレクチャーされている。記載の通り教科書としてじっくり時間をかけて読むのが望ましいと思われるが、小生のような流し読みでも、なるほどと思う箇所がいくつかあり、勉強になったり2024/03/07

sengoku2016

0
金融系に若干疎いことを見抜かれて勧められた一冊。 数式も含めて理解しやすいものである一方多少本格的な話を含んだものとなっていた。手元においてこれから何度も参照することになるであろう一冊。2020/05/24

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