内容説明
パワーシフトが進む日本の小売業で何が起きているのか。店舗間競争の激化と仕入先に対する優位な関係という環境変化のもと、小売企業がいかに仕入先との関係を再編し、組織体制を強化しているかを解明。小売企業の基盤強化の実態を検証することで、日本の小売業がどこに向かっているのかを探る。
目次
小売企業の基盤強化
第１部 仕入先企業との取引関係の再編（パワーシフトと大規模小売企業の優位性；大規模小売企業の成長志向；小売企業による依存度管理の展開；大規模小売企業におけるＰＢ開発）
第２部 小売企業の組織的課題（小売ＭＤ革新のための組織構造；仕入先企業のＭＤ提案を促す小売企業の組織構造；小売業務革新の組織的条件；小売企業におけるＰＢ開発の組織体制；小売業におけるバイヤーの管理様式の選択）
小売業における企業間関係と組織の変化
著者等紹介
高嶋克義［タカシマカツヨシ］
１９８２年、京都大学経済学部卒業。１９８７年、神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得。現在、神戸大学大学院経営学研究科教授、博士（商学）（神戸大学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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