日本の地方財政

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  • サイズ A5判/ページ数 242p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641164482
  • NDC分類 349.21
  • Cコード C1033

内容説明

地方財政の仕組みを深く理解できるように、制度形成の歴史を踏まえ、その背後にある理念や考え方に焦点を当て、完全共著でまとめ上げる待望の手引書。徹底的にかみ砕いて解説し、実務に役立つ知見を数多く盛り込む。

目次

地方自治の統治構造
財政の機能と地方財政
政府間財政関係
地方税の体系とそのあり方
地方交付税の考え方と総額決定
地方交付税の算定
地方交付税の制度運営と地方自治体の予算編成
国庫支出金とその運用
地方債の起債制限とその運用
地方自治体の予算・決算
自治体財政健全化と地方公会計改革
地方分権改革と地方財政制度のあり方
未来を構想するために

著者等紹介

神野直彦[ジンノナオヒコ]
1981年、東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学名誉教授、地方財政審議会会長

小西砂千夫[コニシサチオ]
1988年、関西学院大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。現在、関西学院大学人間福祉学部・大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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abc99deg99

5
財源は名前だけ、中身もなんとなく分かっていれば足りていましたがそうもいかなくなり購入。理解しながら読み進めるだけで相当な時間を要してしまいました。入門といいつつ、この位の土台ができていれば実務でも十分対応できる内容だったように思います。欲を言えば起債、交付税についてもう少し深いところまで欲しかった2018/06/10

Tsutomu Yamamura

2
書名どおり地方財政を学ぶための入門書です。“地方財政の共同意思決定者として地方財政を学ぶということは自己の「生」と関連付けなければならない”という著者達の熱い思いが、特に、はじめにと終章に表れています。地方自治から始まり、財政機能、地方税、地方交付税、予算編成、国庫支出金、起債など広範なテーマを、それぞれ経緯、制度、データ、解説と詳細な記述です。当事者の一員である地方公務員としては、スイスイ読み進めたいところですが、私は苦戦し、読むのに時間もかかりました。力不足を実感。それも読書の効用かと。2015/01/31

Hisashi Tokunaga

1
財政学は一筋縄ではいかない。例えば本書のレベルに到達している公務員諸氏あるいは議会議員さらに首長がどの程度いらっしゃるのか。2015/09/20

Ra

0
(後で書く)2017/05/31

Yakmy

0
2014年と近刊な分、読みやすい。財政学の一項目であった地方財政に関するわかりやすい概説。2016/08/11

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