内容説明
企業や市場の潜在性を掘り起こすための新しいマーケティング概念を提示する。国内マーケティング成功のヒントを京都花街、マルちゃん鍋用ラーメン、はとバス、アタックNeo、ロック・フィールド、生活の木、キリンフリー、グリーンファームの、8つの事例から探る。
目次
第1部 市場の逆説性―リフレーミングのメカニズム(市場の逆説性を考える;京都の花街の再生―しなやかに生き続ける伝統;マルちゃん鍋用ラーメンの市場性―捨てる勇気が活路を生む)
第2部 市場の定義―リフレーミングに挑む(市場の定義を考える;はとバスのV字回復―違和感を掘り下げると、可能性が見えてくる;ロック・フィールドのデザイン―未来を切り開く指針;生活のライフスタイル創造―実感に寄り添い、仲間を育てる)
第3部 市場の共創性―リフレーミングを受け止める(市場の共創性を考える;キリンフリーの口コミ調査―使用シーンから広がる商品の価値;花王アタックNeoの製品開発―消費者インサイトをとらえる;産直市場グリーンファームのリフレーミング―逆風を前進のエネルギーに換える)
著者等紹介
栗木契[クリキケイ]
1991年神戸大学経営学部卒業。1997年神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。現在、神戸大学大学院経営学研究科准教授
水越康介[ミズコシコウスケ]
2000年神戸大学経営学部卒業。2005年神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。現在、首都大学東京大学院社会科学研究科准教授
吉田満梨[ヨシダマリ]
2003年立命館大学国際関係学部卒業。2009年神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。現在、立命館大学経営学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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