内容説明
マクロ経済と国際収支の関係、為替レートの決定、経済政策のあり方などの理論面と、国際資金フローと通貨システムなど国際金融の最新の制度をわかりやすく解説。金融グローバル化に伴う国際金融の新しい枠組みを理解するのに最適な書の登場です。
目次
国際収支とマクロ経済
国際収支表の作成方法
外国為替市場の仕組み
リスクヘッジのための外国為替取引
市場介入と金融政策
為替レートの決定理論
外国為替レートと経常収支
オープン・マクロ理論
国際通貨制度の歴史
ユーロと欧州の金融・財政政策
金融のグローバル化と国際金融システム
プルーデンス政策と規制の国際標準化
通貨危機のメカニズム
エマージング諸国とさまざまな通貨制度
世界経済危機と国際金融システム改革
著者等紹介
勝悦子[カツエツコ]
明治大学副学長(国際交流担当)、政治経済学部教授。慶應義塾大学経済学部卒業。1995年茨城大学人文学部社会科学科助教授、98年明治大学政治経済学部助教授、2003年同教授、08年から現職。財務省関税外国為替等審議会委員、厚生労働省労働政策審議会、文部科学省中央教育審議会委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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