排出権取引制度の政治経済学

排出権取引制度の政治経済学

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  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641163195
  • NDC分類 519.1
  • Cコード C3033

内容説明

米国・EUで進められている排出権取引導入の事例を取り上げ、政策の立案・法制化のプロセスから導入後の変遷までを総合的に分析・評価する。政治システムと環境政策とのダイナミックな関係を描き出すことで、政治的アクター間の利害調整を行うプラットフォームとして機能する制度の本質を明らかにし、現実の制度設計に資する重要な知見を提示する。

目次

第1章 環境政策の制度設計と政治システム
第2章 米国二酸化硫黄排出許可証取引の導入をめぐる政策形成過程
第3章 SO2排出許可証取引市場と発電事業者の行動
第4章 SO2排出許可証取引の機能とその評価
第5章 排出権取引と汚染被害の地域的偏在
第6章 大気保全政策における効率と衡平
第7章 米国水質保全政策の課題と排出権取引
第8章 水質汚濁物質排出権取引の制度設計とその評価
第9章 欧州連合における温室効果ガス排出権取引制度

著者等紹介

浜本光紹[ハマモトミツツグ]
1969年東京都生まれ。1998年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、京都大学博士(経済学)。同年地球環境戦略研究機関研究員。1999年獨協大学経済学部専任講師。現在、獨協大学経済学部准教授。専攻は環境経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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