内容説明
市場と企業、社会と企業、そして企業と企業が企業者たちの活動を媒介として生み出すさまざまな「ビジネス・システム」。その創造と発展のプロセスを内外の注目すべきケースに見出す。
目次
序章 ビジネス・システムの進化―「企業者的な流れ」アプローチ
第1章 商人による産業投資活動―19世紀ボストン商人(T.H.パーキンスと中国貿易商人)のケース
第2章 企業設立と発起人―明治末日本の損害保険のケース
第3章 決済ネットワークと金融市場―手形・小切手取引からみた江戸期から大正期への進化
第4章 産業の組織化―コンツェルン的統制とカルテル的統制:昭和初期電線業のケース
第5章 企業の衰退・破綻―世界屈指の機械メーカー=プラット・ブラザーズのケース
第6章 フォード・システムの再検討―ハイランド・パーク工場はどんな工場だったか
著者等紹介
大東英祐[ダイトウエイスケ]
1940年生まれ、東京大学名誉教授。埼玉大学大学院教授を経て、上武大学経営情報学部教授
武田晴人[タケダハルヒト]
1949年生まれ、東京大学大学院経済学研究科教授
和田一夫[ワダカズオ]
1949年生まれ、東京大学大学院経済学研究科教授
粕谷誠[カスヤマコト]
1961年生まれ、東京大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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