選択と集中―日本の電機・情報関連企業における実態分析

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  • サイズ A5判/ページ数 294p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641162174
  • NDC分類 336
  • Cコード C3034

出版社内容情報

長期不況からの脱却方策として,「選択と集中」が注目され試行錯誤的実践が行われている。選択と集中とは何か,現実にどのような形で行われ,いかなる効果をもたらしているのか。膨大なデータ収集と精緻な実証・理論分析によってはじめてその実態を解明した貴重な研究。

内容説明

バブル崩壊以後の長期停滞からの脱却策として、日本企業の「選択と集中」戦略が注目され、試行錯誤の実践が行われている。選択と集中とはいかなるものか、また実際どのような形で行われ、どのような効果をもたらしているのか。電機・通信関連主要企業を対象とした膨大なデータ収集と精緻な実証・理論分析により、その実態をはじめて解明した労作。

目次

序章 「選択と集中」とは何か―本書のテーマ、方法、含意
第1章 「選択と集中」による企業組織・雇用システムの変容―「企業の境界」再編の視点から
第2章 「選択と集中」と企業組織―再編パターン4類型の検出
第3章 「選択と集中」と雇用システム―バリューチェーン変化のもとでの雇用と内部労働市場の職種別分析
第4章 電機・情報関連企業の事業構造改革と労働組合の対応
第5章 雇用システムの大変貌と労働組合の未来―雇用の「選択と集中」と電機連合の実験
第6章 国際比較の視点からの日本の情報技術革新と情報サービス産業の現状

著者等紹介

都留康[ツルツヨシ]
1954年生まれ。一橋大学経済研究所教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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