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出版社内容情報
消費不況・景気低迷の厳しい経済環境のなか,多くの企業が成功のための新しい価格戦略を模索し ている。低価格戦略で競争を制した企業と,低価格競争に巻き込まれず価値創造に成功した企業の 事例を詳細に分析し,現代の新しいマーケティング価格戦略を体系的に解説した。
序 章 「戦略なきプライシング」の問題点
第1部 価格競争への対応――ケース編
第1章 日本マクドナルド――スケール・メリットの追求
第2章 ユニクロ――低価格・高品質のSPA業態の追求
第3章 サントリー――上海におけるビール事業の成功
第4章 メルセデス・ベンツ――プレミアム・ブランド戦略
第5章 ミキモト――世界に誇るジュエリー・ブランド
第6章 チェキ・富士写真フイルム――競争の枠組みを決める価格
第7章 関あじ・関さば――鮮魚のブランド化と価格
第2部 価格競争への対応――理論編
第8章 消費の二極化傾向と市場の可能性
第9章 場面に応じた価格感度と対応
第10章 高価格でも購入する消費者の心理
第11章 品質を推し量り,プレステージを表す価格
内容説明
価格にみる競争戦略の最前線。消費不況・景気低迷の厳しい経済環境のなか、多くの企業が成功のための新しい価格戦略を模索している。徹底した低価格戦略で競争を制した企業と、低価格競争に巻き込まれず価値創造に成功した企業の事例を詳細に分析し、現代の新しいマーケティング価格戦略を体系的かつ平易に解説。
目次
「戦略なきプライシング」の問題点
第1部 価格競争への対応―ケース編(日本マクドナルド―スケール・メリットを追求する装置産業型外食企業の価格・商品戦略;ユニクロ―低価格・高品質をもたらすSPA業態の徹底追求;サントリ―上海におけるビール事業の成功;メルセデス・ベンツ―プレミアム・ブランドの価格戦略とブランド・マネジメント ほか)
第2部 価格競争への対応―理論編(消費の二極化傾向と市場の可能性;場面に応じた価格感度と対応;高価格でも購入する消費者の心理;品質を推し量り、プレステージを表す価格)
著者等紹介
上田隆穂[ウエダタカホ]
1953年生まれ。1978年、東京大学経済学部卒業。東亜燃料工業株式会社を経て、1985年、一橋大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。1986年、学習院大学経済学部専任講師。現在、学習院大学経済学部教授(経営学博士)
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