内容説明
金融ビッグバンも改革の段階から、成果を問われる段階に移っている。金融機関の統合は進むが、不良債権問題の解決は、まだ目途が立たない。わが国の金融制度はどこへ行こうとしているのか。各種金融機関の市場行動など、さまざまな角度から金融環境を分析し、やさしい基礎理論の解説とともに、わが国金融の理解のための基礎知識を提供する。
目次
第1編 金融の役割(資金循環と金融;日本の資金の流れ;財政投融資;証券市場の拡大;金融技術の高度化;金融環境の変化と金融行政)
第2編 金融の理論(貨幣とは何か;金融のミクロ理論;金融のマクロ理論)
著者等紹介
吉野直行[ヨシノナオユキ]
1950年東京都に生まれる。1973年東北大学経済学部卒業。1979年ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D)。現在、慶応義塾大学経済学部教授
高月昭年[タカツキアキトシ]
1950年呉市に生まれる。1975年東京大学法学部卒業。現在、さくら銀行調査部次長を経て、明海大学経済学部教授
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