海上保険史研究―14・5世紀地中海時代における海上保険条例と同契約法理

海上保険史研究―14・5世紀地中海時代における海上保険条例と同契約法理

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  • サイズ A5判/ページ数 370p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641160071
  • NDC分類 339.8
  • Cコード C3033

内容説明

本書は、保険の世界の、いわば混沌ともいえる時代にあって、あえて600年ないし700年をさかのぼり、海上保険が保険として初めて誕生してから1、2世紀の時代に定められた海上保険条例および同契約法理を研究するものである。

目次

第1部 イタリア初期の海上保険条例(ジェノヴァ、フィレンツェおよびヴェネツィア初期の条例;イタリア初期の条例の整理と検討)
第2部 バルセロナの海上保険条例(1432年のバルセロナ条例―バルセロナ最古の海上保険条例;諸条例の整理と関係史料 ほか)
第3部 14・5世紀地中海時代における海上保険契約法理(契約当事者資格;被保険利益 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

人生ゴルディアス

2
六百年とか七百年も前の海上保険の歴史なんて今更研究してどうするんだろう・・・・・・と思うなかれ。まだ当時の法律から連綿と続く言葉が、死語にはなりつつも現代イギリスの法律条文には残っていたりと、法律というのは想像以上に大昔からの積み重ねによって出来ているらしい。ただ、版元が有斐閣なのでやはり歴史本というより法律学の本で、条例と法理の考察に終始している。もう少し、保険料率とか実際の保険の運用まわりなど、文化的な面についても知りたかったなあ。2016/01/23

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