出版社内容情報
「企業社会」の形成と展開をキーワードに，生活のあり方まで目配りをし，日本経済の歩みを描いた通史。新 版では，バブルの崩壊から小泉「構造改革」までのこの10年を扱った第６章を設け，昭和恐慌から平成不況 まで一貫した現代日本経済史として十全なものとした。
第１章 恐慌と戦争――1930～1945年
戦前の私たちの暮らし
経済の軍事化
大東亜共栄圏／他
第２章 改革と復興――1945～1954年
占領下の私たちの暮らし
戦後改革と占領政策の転換／他
第３章 成長と「自立」――1955～1964年
高度成長と私たちの暮らし
日本的労使関係の成立／他
第４章 成長と軋轢――1965～1971年
大衆消費社会と私たちの暮らし
長期好況と大型化投資
「企業主義原理」の定着
高度成長政策と地域開発政策／他
第５章 過剰と摩擦――1971～1991年
1980年代の私たちの暮らし
臨調・行革の構図／他
第６章 暗転と「再生」――1992～2001年
バブル崩壊後の私たちの暮らし
金融システム不安と「失われた10年」
1990年代の日本企業と仕事の現場
橋本「６大改革」から小泉「構造改革」へ
21世紀の国際関係――アジアのなかの日本経済
目次
１ 恐慌と戦争―１９３０～１９４５年
２ 改革と復興―１９４５～１９５４年
３ 成長と「自立」―１９５５～１９６４年
４ 成長と軋轢―１９６５～１９７１年
５ 過剰と摩擦―１９７１～１９９１年
６ 暗転と「再生」―１９９２～２００１年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenken
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講演準備のために流し読み。バランスよく目配りの効いた好著。社会科学系の学生は学部前半で読んでおいてほしい。2011/03/21
