出版社内容情報
伝統的な家族経営等をめぐる中小企業論から,SOHO的なスモール・ビジネスに着目する起業論,現代に特有のIT系スタートアップ他を扱うベンチャー企業論まで。時間的にも空間的にも多様な現実を,さまざまな理論・概念を学びながら説き明かす。
内容説明
一口に中小企業といっても、そのありようは時間的にも空間的にも多様です。地域に根づく在来産業の老舗企業から、ITなど新しい産業で世界展開するスタートアップ企業まで。経営学が依って立つ複数の学問分野から、さまざまな理論・概念を学びながら説き明かします。
目次
0 序章 なぜ今、中小企業・スタートアップなのか
1 ものづくり中小企業の歴史的展開
2 中小・同族企業の経営
3 中小企業とサプライヤー・システム
4 中小企業と社会ネットワーク
5 起業の民主化と理論的視角
6 起業家の認知
7 起業と組織
8 起業をめぐる環境
9 ベンチャーとスタートアップ
10 プラットフォーム・ビジネス
11 スピンアウトとスタートアップ
12 アントレプレナー・エコシステム
13 起業とグローバリゼーション
著者等紹介
加藤厚海[カトウアツミ]
神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了、博士(経営学)(神戸大学)。現在、岐阜大学社会システム経営学環教授
福嶋路[フクシマミチ]
一橋大学大学院商学研究科博士課程単位修得退学、博士(経営学)(東北大学)。現在、東北大学大学院経済学研究科教授
宇田忠司[ウダタダシ]
神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了、博士(経営学)(神戸大学)。現在、北海道大学大学院経済学研究院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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