有斐閣ストゥディア<br> 財政学の扉をひらく

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有斐閣ストゥディア
財政学の扉をひらく

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  • サイズ A5判/ページ数 226p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641150829
  • NDC分類 341
  • Cコード C1333

出版社内容情報

財政の意義や役割を理解することを主眼とした,これまでにない財政学の入門テキスト。財政の基礎を学んだあと,貧困・格差が広がり分断が進む日本社会が抱える課題を,財政学の観点から解説する。複雑な制度や難しい理論を学ぶ前の,最初の一冊として最適。

内容説明

財政の意義や役割を理解することを主眼とした、これまでにない財政学の入門テキスト。財政の基礎を学んだ後、貧困・格差が広がり分断が進む日本社会が抱える課題を、財政学の観点から解説します。複雑な制度や難しい理論を学ぶ前の、最初の一冊として最適です。アクティブ・ラーニングにも対応!

目次

経済・社会の動揺と財政―分断の時代を生きる
第1部 財政の基本をつかむ(予算と財政民主主義―財政は「共同の財布」たりうるか;税と信頼―社会を映す税制;社会保険と生活保障―負担の側面から読み解く;財政赤字の理論と実際―債務国家化の進展;地方自治と地方財政―身近な政府を考える)
第2部 財政の視点から社会問題を解く(経済成長と所得再分配―狭間で揺れる財政の役割;格差・貧困の拡大と所得保障―労働による「自立」を問い直す;世代間対立と社会保障―少子高齢社会をともに生きる;地域の変容と地方財政―「生活の場」のニーズを満たす;グローバル化の進展と財政の変容―福祉国家の行き先)
社会統合と財政―財政学を学ぶということ

著者等紹介

高端正幸[タカハシマサユキ]
1974年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。博士(経済学、横浜国立大学)。現在、埼玉大学大学院人文社会科学研究科准教授

佐藤滋[サトウシゲル]
1981年生まれ。横浜国立大学大学院国際社会科学研究科博士課程後期修了。博士(経済学)。現在、東北学院大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kei-zu

8
「財政を学び、論じることは、私たちの生き方を問うことに通じるのである。」(156頁) 書名に「扉をひらく」とある。本書は、財政学の初歩的な知識や考え方についてわかりやすく解説する。 極端な財政出動の是非や消費税の要否など議論が少なくないもののほか、地方財政の役割など範囲は幅広い。 欧州では、社会保険料から税に国民負担を移す動きがあるという。社会保険料では所得の分配等の機能に限度があるという指摘は興味深い。 いろいろ考えさせられる内容でありながら、読みやすいので、財政にご興味ある方は是非。2021/01/17

koke

4
何度もお世話になっている「有斐閣ストゥディア」で財政学に入門。これを読んだからといって政府の予算がすらすら読めるようになる訳ではないが、日本の社会保障に改良の余地がアリアリだということは分かる。おそらく一時の減税や現金給付では何の解決にもならないだろうことも分かる。公正で賢い財政を望むばかりだ。同時に、私たち自身が根深い自己責任論と世代間対立をいいかげんに卒業しなければ。2021/11/02

エボシペンギン

3
理論というよりはトピック集という感じ。ストゥディアの編集方針がそうなのかな⁇租税の役割を、対立を乗り越えるために生かすことができるとの考えを知っているだけで、問題の見方は大きく変わると思う。兎角マイナス面ばかりを強調される分野、中立的なトピックを知っているだけでだいぶ違う。2021/05/06

あくぱ

2
大変に素晴らしい。財政を通し日本の抱える様々な問題点を包括的に扱っており非常に理解が深まった。読書案内もありありがたい。2021/01/28

のら

2
財政の役割は「人々のニーズを満たすこと」。財政をその視点で語ることにより、遠い存在に感じられる財政という存在が実は私たちの身の回りのことを語っている身近な存在なのだと実感できる。財政学の入門書として、予算・税・社会保障・格差・貧困・世代間対立等々の考え方の基礎を過不足なく語っており分かりやすい。各章の最後にブックガイド(良書揃い)が載せてあるのも入門書として好印象。かなりお薦めの一冊。2021/01/12

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