出版社内容情報
誰もが経験する教育,その歴史をひもとくことで見えてくるものとは──。実証研究の成果もふんだんに盛り込んで,学問としての教育史の面白さを説く。本当の意味での批判的思考を鍛え,よりよき社会を希求するために,すべての市民に開かれた画期的な入門書。
内容説明
Stand up,Fight back―「社会や世界の現状は当たり前ではなく、変えることができる」人間と社会を媒介する教育の歴史を学び、自己と世界の相互作用を解きほぐしていくことが、こうした感覚の糸口となるかもしれません。すべての市民におくる入門書です。
目次
教育史って何の役に立つの?
第1部 子どもを育てる/大人になる
第2部 知識を身につける/使う
第3部 学校を創る/学校に行く
第4部 教育を変える/社会を変える
教育史って何の役に立つの?再び
著者等紹介
岩下誠[イワシタアキラ]
青山学院大学大学院教育人間科学研究科准教授。1979年生。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得済退学。博士(教育学)。慶應義塾大学助教を経て、現職。研究分野、イギリス教育史、アイルランド教育史
三時眞貴子[サントキマキコ]
広島大学大学院人間社会科学研究科准教授。1974年生。広島大学大学院教育学研究科博士課程後期単位取得満期退学。博士(教育学)。尚絅大学講師、愛知教育大学准教授を経て、現職。研究分野、イギリス教育史
倉石一郎[クライシイチロウ]
京都大学大学院人間・環境学研究科教授。1970年生。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(人間・環境学)。東京外国語大学助教授・准教授、京都大学准教授を経て、現職。研究分野、教育学・教育社会学
姉川雄大[アネガワユウダイ]
千葉大学アカデミック・リンク・センター特任講師。1974年生。千葉種学大学院社会文化科学研究科博士課程修了。博士(文学)。千葉大学特任助教を経て、現職。研究分野、近現代東欧(ハンガリー)史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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