内容説明
ストーリー仕立てで学ぶ、開発経済学の入門テキスト。架空の途上国、アスー国の人々の日常から課題を抽出し、開発経済学がそれにどのようなアプローチで迫り、解決策や政策提言を導き出すのかを叙述します。RCTなど最新の理論もわかりやすく説明しました。
目次
プロローグ ある途上国のお話
1 農業―伝統的制度に秘められた知恵
2 農村信用市場―多様化する農村経済とマイクロファイナンス
3 教育と健康―人づくりは国づくり
4 労働移動―バラ色の新天地?
5 経済成長と工業化―グローバル化した世界
6 技術移転―学びの道も一歩から
7 開発金融―おらが村とグローバル金融システムのつながり
8 開発援助―がんばれニッポン
9 持続可能な開発―環境と開発の対立を超えて
エピローグ 途上国の希望
補論1 書を捨てよ、現場へ行こう!―フィールド調査の実際
補論2 書を捨てよ、現場へ行こう!―介入の効果を測る
著者等紹介
黒崎卓[クロサキタカシ]
1995年、スタンフォード大学食糧研究所博士課程修了。アジア経済研究所研究員等を経て、一橋大学経済研究所教授、Ph.D.
栗田匡相[クリタキョウスケ]
2006年、一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。国連大学世界開発経済研究所(UNU WIDER)客員研究員、早稲田大学大学院アジア大平洋研究科助教を経て、関西学院大学経済学部准教授、博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Akihiro Nishio
Haruka Fukuhara
erie
紗華
ちろ