内容説明
新しくてわかりやすい民事訴訟法のテキスト。コンパクトな中に必要な知識を盛り込み、言葉と定義付けについてしっかりと記述。「民事訴訟の登場人物は?」「この裁判のテーマは?」と問いかけながら考えることで、民事訴訟法と手続のポイントが身につく。
目次
序章 民事訴訟手続の全体像
第1章 訴訟の開始
第2章 訴訟の審理
第3章 訴訟の終了
第4章 複雑訴訟
第5章 上訴・再審
第6章 簡易裁判所の手続
著者等紹介
安西明子[アンザイアキコ]
九州大学大学院法学研究科修士課程修了。現職、上智大学法学部教授
安達栄司[アダチエイジ]
早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程退学。現職、立教大学大学院法務研究科教授
村上正子[ムラカミマサコ]
一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。現職、筑波大学人文社会系准教授
畑宏樹[ハタヒロキ]
上智大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現職、明治学院大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kei
9
以前使った有斐閣アルマの民事訴訟法よりもすっきりしていて、かなり分かりやすい。アルマの方は学説の対立や判例が多く載っており、ポイントを掴むのには適していないと思った。また繰り返して読もうと思う。2016/07/22
Haruka Fukuhara
4
コンパクトによくまとまっていて復習に良かった。これ読んだ直後なら重点講義とか読んでも頭に入るのかな、ちょっと試してみたいところ。2017/07/16
あああ
3
シリーズ名の発音が難しくて、舌噛みそう・・・。比較的、短時間で読めてある程度全体を網羅してるという意味では便利かも。復習に使えそう。これだけの内容を短く、分かりやすく説明し、重要な部分は何度も何度も繰り返し出すという教科書はなかなかない。2015/06/22
ソーシャ
3
ストゥディアシリーズから出た薄めの民事訴訟法の入門書。法律の言葉遣いに慣れていないと結構きついとは思いますが、民事訴訟法の考え方について分かりやすくコンパクトに解説しています。重要な部分にのみウェイトを置いているので網羅性はありませんが、基本的な考え方や全体像をつかむのにいい本だと思います。2014/09/09
あああ
2
この本も三度目か。非常に短く、簡潔なため、復習用に読むぶんには使えるかも知れない。ただ、簡潔さを優先したために論点部分の説明は省略されており、そういったところは他の本で補わなければならない。結局、もう一冊必要になることを考えたら、アルマには劣るかも2018/11/18