内容説明
ジョセフ・ナイによってハーヴァード大学での講義のために執筆された「国際政治」への定評ある入門書が、国際関係を学ぶ学生がこうした問いへの自らの回答を作り上げうるように、理論と歴史の相互検証を通して分析の道具を提供する。第8版からはデイヴィッド・ウェルチが執筆に加わり、世界政治を学ぶ上での概念や道具、アプローチを丁寧に紹介した。さらに今回、各節の終わりに「追加的」参考文献を付すと同時に、批評家によるフィードバックに留意しながら、洗練、深化、明確化に向けて本文を検分し、改訂した。
目次
第1章 世界政治における紛争と協調には一貫した論理があるか?
第2章 紛争と協調を説明する―知の技法
第3章 ウェストファリアから第一次世界大戦まで
第4章 集団安全保障の挫折と第二次世界大戦
第5章 冷戦
第6章 冷戦後の協調、紛争と引火点
第7章 グローバリゼーションと相互依存
第8章 情報革命と脱国家的主体
第9章 未来に何を期待できるか?
著者等紹介
ナイ,ジュニア,ジョセフ・S.[ナイ,ジュニア,ジョセフS.] [Nye,Jr.,Joseph S.]
1937年、米国ニュージャージー州に生まれる。1958年、プリンストン大学卒業。1960年、英国オクスフォード大学卒業。1964年、ハーヴァード大学大学院博士課程修了。Ph.D.(政治学)。ハーヴァード大学政治学部教授、カーター政権国務次官代理(安全保障・科学技術問題担当、1977‐1979年)、クリントン政権国家情報会議議長(1993‐1994年)、同国防次官補(国際安全保障問題担当、1994‐1995年)、国連軍縮諮問委員会米国代表、ハーヴァード大学ケネディ行政大学院学長などを経て、現在、ハーヴァード大学特別功労教授
ウェルチ,デイヴィッド・A.[ウェルチ,デイヴィッドA.] [Welch,David A.]
1960年に生まれる。1990年、ハーヴァード大学大学院にてPh.D.(政治学)。トロント大学政治学部助教授、同教授などを経て、現在、ウォータールー大学教授(国際政治学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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