内容説明
好著『著作権法入門』の執筆陣が、読者目線に立って徹底的に“学習のしやすさ”を追求した1冊。特許法特有の難解なイメージを払拭すべく、制度の趣旨・目的を明確に記述するという前著のスタンスを貫きつつも、具体例や図表を活用しながら、より一層丁寧に解説していく。
目次
第1章 特許法への招待
第2章 特許発明
第3章 発明者
第4章 特許取得手続
第5章 異議・審判・再審・審決取消訴訟
第6章 特許権
第7章 権利の活用
第8章 権利侵害
著者等紹介
島並良[シマナミリョウ]
1969年鳥取県生まれ。1994年東京大学法学部卒業。1996年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。現在、神戸大学大学院法学研究科教授
上野達弘[ウエノタツヒロ]
1971年東京都生まれ。1994年京都大学法学部卒業。1999年京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、早稲田大学大学院法務研究科教授
横山久芳[ヨコヤマヒサヨシ]
1975年和歌山県生まれ。1997年東京大学法学部卒業。1999年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。現在、学習院大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
15
発明者は完成と同時に、特許を受ける権利と発明者名誉権を取得(52頁)。発明者名誉権:願書、特許公報、特許証などに発明者として記載される権利(57頁)。キャノン・インクタンク事件(判例321頁~)。図10のようにXはインクジェットプリンタのインクタンク。特許は発明は開封前のインク漏れ防止。Yは使用済みX製品にインク再充填、製品化されたタンクの輸入、販売。これが最高裁でXの請求を認容、Yは上告棄却されたという。消費者からすれば、製品が適切に利用できればよいのだが。 2015/04/23
swingo
3
ちょっと分厚かったり、どこを読めばいいのかわからなかったりするが、内容はとても分かりやすい。2015/06/19
だんご
2
著作権法の比じゃなくめんどいな 両者を対比しながら読むと少し分かりやすい2018/10/14
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