内容説明
わが国の労働法制、なかでも労基法を中心とする雇用関係法(個別的労働関係法)は、男女雇用機会均等法が制定された一九八五年から今日まで、新法制定と法改正のラッシュといえる状態にある。そこで筆者としては改正法、新裁判例、新学説等にできるかぎりの目配りをして本書に取りこみ、それらを私見とつき合わせながら考察して叙述した。
目次
第1章 総論
第2章 労働契約
第3章 賃金
第4章 労働時間
第5章 就業規則・懲戒
第6章 女性・年少者の保護等
第7章 労働災害
著者等紹介
下井隆史[シモイタカシ]
1932年東京に生まれる。1956年神戸大学法学部卒業。現在、大阪学院大学法学部教授、神戸大学名誉教授。主著に労働契約法の理論(1985年、有斐閣)。雇用関係法(1988年、有斐閣)。労使関係法(1995年、有斐閣)。労働法(第2版、2000年、有斐閣)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。