家族と刑法―家庭は犯罪の温床か?

個数:
電子版価格
¥3,080
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

家族と刑法―家庭は犯罪の温床か?

  • 深町 晋也【著】
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 有斐閣(2021/07発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外
  • ポイント 140pt
  • 在庫が僅少です。通常、3~7日後に出荷されます
    ※事情により出荷が遅れたり、在庫切れとなる場合もございます。
    ※他のご注文品がすべて揃ってからの発送が原則となります(ご予約品を除く)。
    ※複数冊ご注文はお受けできません。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■通常、3~7日後に出荷されます

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 269p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641139510
  • NDC分類 326.04
  • Cコード C1032

出版社内容情報

従来「法は家庭に入らず」の典型であった刑法が、近時はDVや児童虐待など家庭で生じる様々な問題事象に介入している。「家族構成員を守る場」である家庭が「犯罪の温床」にもなるとの刑法研究者の問題提起を中心に、民法研究者のコメントが添えられる意欲作。

内容説明

「家庭」という場で生じる刑法的な問題を歩猟。

目次

DVの被害者が加害者に反撃するとき
児童が家庭の中で性的虐待に遭うとき
家庭において児童ポルノが作り出されるとき
児童が家庭でタバコの煙に苛まれるとき
家族によって自分の大切なものが奪われるとき
両親が子どもを巡って互いに争うとき
死者がその家族によって弔われないとき
子どもが親による保護を受けられないとき
子が親から「しつけ」を受けるとき
妊婦が妊娠中絶に関する情報に接するとき
親が子に予防接種を受けさせないとき

著者等紹介

深町晋也[フカマチシンヤ]
1998年東京大学法学部卒業。2001年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程退学後、岡山大学法学部助手。2004年北海道大学大学院法学研究科助教授、2008年立教大学大学院法務研究科准教授を経て、2012年立教大学大学院法務研究科教授。2020年より立教大学法学部教授(現職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sk

4
家庭への理解と刑法への理解がともに深まった。2023/02/21

てくてく

3
「書斎の窓」に2017年から2020年の全15回掲載された文章をまとめたもの。著者が在外研究を行っていたドイツの話題やコロナ対策の話題なども追記されている。家族への法の介入がある程度は望ましいものとして理解されるようになった現在、変化しつつある家族の法の関係を考察している。やや硬い文章なので、ゼミの報告課題にしても良いかもしれない。2022/03/17

kiriya shinichiro

2
有斐閣の本なので読んだ。期待通りきちんとした法律本だった。「あっこれ正当防衛にならないのか」とか「そんなことまで犯罪なのか」とか「有罪にならなければ相続OKなの?」とかいろんなことがわかった。2021/11/14

デンドロかかあ

1
刑事法の視点と民事法からの視点をクロスさせたことで、奥深さと多層化に成功している。更に日本の刑法とドイツ、オーストリア、スイスの法規を比較した解説を読めば、社会と刑法の関係性が浮かび上がる。特に親族相盗の不合理さは、比較対象があることで、問題の所在が明確になったと思う。共同親権が導入されることで、これから変化が予測されるジャンルもあるが、考え方のヒントになる解説が多く、大変参考になった。2024/04/13

TM

1
家族とのかかわりで刑法を考えていく興味深いテーマの本。読みやすくて面白い。理論的に詰めていくというよりは,どういう点で家族と刑法が関わってくるのか,どういう問題があるのか,というのを国際的な状況も含めて紹介していくような部分が多く,問題提起のための本といえそう。それぞれのテーマ自体は実務でもよくよく考えるとわからないね,となるようなものなので,より深い研究が出てくるのに期待です。2021/10/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18198616
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品