出版社内容情報
双務契約の牽連性の伝統的理解に疑問を投げかけ,主にフランス法における同時履行の抗弁を巡る議論の検討を通じて,同時履行の抗弁・法定解除・留置権・同一の契約に基づく債権による相殺につき,より広範な牽連性を根拠とした統一的理解が可能であることを証立てる。
第1章 本書の目的と検討課題
第2章 フランス民法制定以前の沿革
第3章 民法典制定以降サレイユまでの議論
第4章 サレイユ以降からカサンによる体系化まで
第5章 二つの双務契約の牽連性概念
第6章 同時履行の抗弁と法的牽連性に基づく諸制度の関係
第7章 日本法の考察
目次
第1章 本書の目的と検討課題
第2章 フランス民法制定以前の沿革
第3章 民法典制定以降サレイユまでの議論
第4章 サレイユ以降からカサンによる体系化まで
第5章 二つの双務契約の牽連性概念
第6章 同時履行の抗弁と法的牽連性に基づく諸制度の関係
第7章 日本法の考察
著者等紹介
岩川隆嗣[イワカワタカツグ]
1988年東京都に生まれる。2011年早稲田大学法学部卒業。2013年東京大学大学院法学政治学研究科法科大学院修了。東京大学大学院法学政治学研究科助教。2016年北海道大学大学院法学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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