出版社内容情報
「民事事実認定」を分かりやすく解説し好評を博してきた定番書の，待望の改訂版。執筆陣に３名を加え，新たに「解説編」に１項目，「演習問題編」に６問を追加し，最新の情報にも対応。民事事実認定のポイントをより体系的・実践的に理解できるようにした。
内容説明
具体的な事例や証拠の実例で、生き生きとしたイメージを持ちながら理解できる定番書の、待望の改訂版。法科大学院生から法律実務家への民事事実認定能力のステップアップに必読の書。解説：詳細な「事実認定総論」と、「証拠保全の具体例」を新設。演習問題：事実認定が困難な紛争類型の６事例を新たに追加。
目次
事実認定とは？―事実認定総論
第１部 解説編（事実認定の方法の概略；事実認定の具体例；書証；書証（３）―証拠評価が問題となる事例
人証 ほか）
第２部 演習問題編（売買代金請求事件―売主は誰か；保証債務履行請求事件―契約書は真正に成立したか；所有権に基づく建物収去土地明渡請求事件―買主は誰か；貸金請求事件―金銭は交付されたか；所有権移転登記手続請求事件―売買契約は締結されたか ほか）
著者等紹介
土屋文昭［ツチヤフミアキ］
京都大学法学部卒業。現職：法政大学法科大学院教授、弁護士。主な経歴：京都大学大学院法学研究科非常勤講師、司法研修所教官、司法試験考査委員、東京高等裁判所判事、東京大学法科大学院教授
林道晴［ハヤシミチハル］
東京大学法学部卒業。現職：最高裁判所判事。主な経歴：司法研修所教官、司法研修所事務局長、最高裁判所事務総局民事局長・同行政局長、同経理局長、最高裁判所首席調査官、東京高等裁判所長官（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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