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出版社内容情報
START UPシリーズ民法の物権巻。初学者の理解をサポートする工夫を随所に凝らし、最重要判例30件を易しく丁寧に解説。
内容説明
いままでとは違う新しい判例教材で、ワカル!!を徹底サポート。物権・担保物権に関する最重要判例30件を厳選。まずはここから!
目次
序 物権の判例を学ぶ前に
1 物権(物権的請求権;物権変動;所有権)
2 担保物権(抵当権;留置権・先取特権;非典型担保)
著者等紹介
水津太郎[スイズタロウ]
慶應義塾大学教授
鳥山泰志[トリヤマヤスシ]
千葉大学准教授
藤澤治奈[フジサワハルナ]
立教大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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tieckP(ティークP)
3
START UPと名付けられながらかなり難易度が高い。特に担保物権とりわけ抵当権のところがそうである。判例の選択基準が分かりやすさではなく重要性であり、これが憲法のように全体の深さが等しい法ならば問題ないのだが、民法はパズル的な難易度の奥行きがあるだけに、相当な前提知識を積み重ねないと分からない判例も含まれてしまう。それを理解させようという努力は伝わるのだが、細かい字になる欄外を駆使しての説明は学習負担も大きい。したがって初心者向けというより、中級者が利用する、説明の丁寧な基本判例集と考えたほうが良い。2019/07/19