内容説明
これ一冊で、民事再生法の概略を過不足なく学べる。学習や実務の「はじめの一歩」に正確なコンパスを。信頼の入門書、約6年ぶりの改訂版。
目次
総論
開始申立てから開始決定まで
再生債務者の地位・手続機関
再生債務者の財産・事業
再生債権・共益債権等
別除権
相殺権・契約関係の処理
再生計画の条項および再生計画案の提出
再生計画の成立
再生計画の遂行および再生手続の終了
個人再生
著者等紹介
松下淳一[マツシタジュンイチ]
1961年生まれ。1986年東京大学法学部卒業。東京大学助手、学習院大学法学部専任講師・助教授・教授を経て、2004年より東京大学大学院法学政治学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ふら〜
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かなり久々に法律書の類を読んだが、「法律書を読む体力」が低下しており、かなり時間掛かってしまった。文章自体は平易で分かりやすいものの、破産法の理解は必要なので先ずはそこから理解しないと遅々として進まない(私は破産法すっ飛ばしてこの本から手を付けたので中々辛いものがあった)。別の本にも手を出しましょうかね。2017/05/15
川原 健太郎
0
16-11/32016/07/24
ま
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よくまとめられてる。入門書とはいえ、破産法の一定の理解が前提となっている。これ7回読みすべきかな?2019/08/19
なお
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とてもコンパクトなのに、破産手続との比較を踏まえながら、学修において重要なポイントが凝縮されている。民再法のみならず、破産法の理解も深まる。 司法試験倒産法の設問2対策に極めて有効。2018/04/30