内容説明
4つの事案において、争点整理のための期日に提出される資料(訴状、準備書面、証拠書類等)を冒頭に掲載し、各期日ごとに裁判官と原告・被告双方当事者とのライブ感あふれるやりとりを展開。どのように争点整理が行われているかを明らかにする。
目次
01 借用証のない親族間の貸金事件(原告代理人の訴訟前の活動から訴訟提起まで;被告側の準備 ほか)
02 浄水装置の代理店契約事件(原告代理人の訴訟前の活動から訴訟提起まで;被告側の準備 ほか)
03 退職者の競業避止義務違反事件(原告代理人の訴訟前の活動から訴訟提起まで;第1回口頭弁論期日(平成25年7月31日) ほか)
04 美容室設備の空リース事件(原告代理人の訴訟前の活動から訴訟提起まで;第1回口頭弁論期日(平成25年9月6日) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Defricheur
7
主張書面・重要な書証が掲載されているため,期日進行を考える裁判所からどのように評価するか,相手方代理人であればどのように認否し,どのような反論をするのか,と実践的に考えることができる教材になっている。2021/07/23
koganei_hyogo
0
司法試験に合格して司法修習を控えている人が民裁修習や弁護修習のイメージをつかむのにも,二回試験を終えて実務の世界に飛び込むのを待っている人が修習を振り返りつつ実務で重要な点を確認するのにもオススメ。2014/09/27
K.C.
0
著者のお一人から献本いただきました。ターゲットは法曹向けですが、若手法務担当者の思考トレーニングにも最適です。ちょっとしたギミックも埋め込まれていて楽しいです。2014/06/01