出版社内容情報
初学者から司法試験受験生・実務家までの幅広い読者を対象とする,会社法テキストの決定版。丁寧で分かりやすい記述とともに,高レベルの問題にまで踏み込んで論じている。第11版刊行後の法改正や法務省令改正,新たな重要判例などを盛り込んで補訂した。
内容説明
前田会社法最新の補訂版。最新の内容・豊富な情報を平易な表現で解説。第11版刊行後の法改正や重要判例をフォロー。全体的に記述を再検討し、より読みやすく分かりやすく。相互参照箇所(リファー)をさらに充実。
目次
第1章 会社法総説(会社法;会社の種類)
第2章 株式会社(株主有限責任と資本;株式会社の設立;株式;募集株式の発行等;新株予約権の発行;会社の機関;会社の計算;社債;定款の変更;組織変更,組織再編行為および事業の譲渡等;解散および清算)
第3章 持分会社(合名会社;合資会社;合同会社)
第4章 外国会社
著者等紹介
前田庸[マエダヒトシ]
1931年生。1958年東京大学法学部卒業。現在、学習院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takizawa
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秋学期に会社法があるので、ちょくちょく読み返しているところ。制度の特長を捉えることが重要な会社法。本書は、類書に比べて、ぐどいくらいに制度比較をして、なぜ相違が生ずるのかもきちんと書いてあるので、私はこの本を基本書にしている(前田説に傾倒しているわけではない)。記述に省略がないので辞書的に使っても全く問題ないと思う。また、江頭本ほど難しい記述もない点で、「入門」というタイトルに肯ける(が大著)。ところで、ヨウなのかヒトシなのか…2009/10/04
sk
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明晰で制度趣旨も書いてある。2009/07/17