金融サービス法の理論

金融サービス法の理論

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  • サイズ A5判/ページ数 330p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641132740
  • NDC分類 338.32
  • Cコード C3032

出版社内容情報


   《主な目次》
第1章 投資者保護の基本法
第2章 英米における投資者保護の法理論
 第1節 アメリカにおける法理論
 第2節 イギリスにおける法理論
第3章 わが国における判例法の展開
 第1節 問題の所在
 第2節 証券会社と顧客との関係
 第3節 ワラント訴訟における適合性の原則
 第4節 変額保険の販売と金融機関の責任
第4章 金融サービス法のあり方
 第1節 問題の所在
 第2節 金融サービス法の基本構造
 第3節 資産運用手段の多様化
 第4節 集団投資スキームの規制
 第5節 金融商品の販売等に関する法律
 第6節 投資勧誘と適合性の原則

内容説明

かつて著者は投資者保護法の必要性を説いて『投資者保護の法理』を世に問うたが、本書は、これを出発点として今日までの間に同研究を深めた一連の著作を集めて、わが国における本格的な金融サービス法の制定に向けた提言を行うものである。アメリカやイギリスの投資者保護法制はどうなっているのかを詳細に調査研究し、そこで得られた結論をわが国の事例当てはめるとどうなるのかについて、立法論を展開し、あるいは業者の負うべき民事責任の判例法理の形成に向けて議論を展開する。

目次

第1章 投資者保護の基本法
第2章 英米における投資者保護の法理論(アメリカにおける法理論;イギリスにおける法理論)
第3章 わが国における判例法の展開(問題の所在;証券会社と顧客との関係;ワラント訴訟における適合性の原則;変額保険の販売と金融機関の責任)
第4章 金融サービス法のあり方(問題の所在;金融サービス法の基本構造―イギリスの1998年「金融サービスと市場」草案を中心として;資産運用手段の多様化;集団投資スキームの規制;金融商品の販売等に関する法律;投資勧誘と適合性の原則―金融商品の販売等に関する法律の制定の意義について)

著者等紹介

森田章[モリタアキラ]
1949年生まれ。同志社高校卒業後、1972年神戸大学法学部卒業。1977年神戸大学大学院法学研究科修了(法学博士)。1978~79年米国イエール・ロー・スクール客員研究員、神戸学院大学法学部教授を経て、1991年4月から同志社大学法学部教授(商法、証券取引法)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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