内容説明
市場の変化に対応して不断に進化する租税法研究の現在を考察する。『租税法の基本問題』『租税法の発展』に続く研究者と実務家の双方による珠玉の論攷の結集。
目次
第1章 総論(租税法解釈論序説―若干の最高裁判決を通して見た租税法の解釈のあり方;主権国家の成立と課税権の変容 ほか)
第2章 ファイナンス(「金融革命の進行」を振り返って:Fiction,Friction & Taxation;所得課税における法的帰属と経済的帰属の関係・再考 ほか)
第3章 コーポレート(法人課税とリスク―法人課税改革案における課税ベースを題材に;広告と無形資産とタイミングと課税権配分 ほか)
第4章 国際課税(帰属所得主義と恒久的施設課税の今後;移転価格税制における実務上の課題)
著者等紹介
金子宏[カネコヒロシ] [Ramseyer,J.Mark]
東亜大学教授・東京大学名誉教授
中里実[ナカザトミノル]
東京大学教授
ラムザイヤー,J.マーク[ラムザイヤー,J.マーク]
ハーバード大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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