内容説明
2002年から2010年までに言い渡された最高裁判例を検討した法学教室連載をベースに、判例評釈を加え体系順に整序してまとめた論説。改正行訴法が成立した後の判例の変化を分析し、行政法理論を読み解く1冊。
目次
1 行政作用と法原則
2 私人の法的地位および行政組織の多元性
3 行政の法形式と手続
4 行政裁量の裁判統制
5 行政訴訟(1)―処分性
6 行政訴訟(2)―原告適格・訴えの利益
7 国家賠償
著者等紹介
山本隆司[ヤマモトリュウジ]
1966年愛知県岡崎市生まれ。1988年東京大学法学部卒業。現在、東京大学大学院法学政治学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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