内容説明
法科大学院における予習と授業の有機的結合をめざし、主題判例(Case)に関する解説と問いの融合のなかに豊富な参考判例や文献(Material)を織りまぜて、議論を進める本筋を理解させる。改訂により従来の基礎編・展開編を一冊にまとめ、取り上げる判例を一層厳選するとともに、記述を大幅に見直した。
目次
基本権の妥当範囲
包括的基本権
法の下の平等
思想・良心・学問の自由
信教の自由と政教分離
表現の自由
事前抑制と検閲の禁止
情報の自由な流通とマス・メディア
集会・結社の自由
経済的自由
生存権
教育を受ける権利
勤労者の基本権
適正手続を受ける権利と行政手続
人身の自由
国家補償請求権
裁判請求権