内容説明
読み直すほどに深まる判例の理解。憲法判例分析の決定版。
目次
郵便法免責・責任制限規定と憲法１７条―郵便法違憲判決
事件性・司法権・違憲審査制―警察予備隊違憲訴訟判決
適正手続の保障と第三者の権利の主張―第三者所有物没収違憲判決
衆議院の解散の効力と裁判所の審査権の限界―苫米地事件判決
私人間における人権保障と人権規定の私人間適用―三菱樹脂事件判決
尊属殺重罰規定と「法の下の平等」―尊属殺重罰規定違憲判決
議員定数不均衡と「法の下の平等」―議員定数不均衡違憲判決
謝罪広告の強制と「良心の自由」―謝罪広告強制事件判決
玉串料等の公金支出と政教分離原則―愛媛玉串料訴訟違憲判決
名誉侵害と裁判所による表現行為の事前差止め―北方ジャーナル事件判決〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
本命@ふまにたす
3
21の重要な憲法判例を取り上げ、そのそれぞれについてやや長めの検討を行う。すべて合わせるとそれなりの分量なので、通読するにはややパワーがいるが、それでも憲法判例について理解を深めるのには大いに役立ちそう。2022/09/17
真のなすだすん
0
14章 在外日本国民の選挙権2013/06/05
