内容説明
行政法の基本原理(法治主義)と法のシステムの理解を踏まえ、複雑な条文の下における多様な事例が適法であるかどうかを判断すべく、体系的解釈論を重視したテキスト(2巻)。章の最初で問題を提起するなどの工夫を加えた。本書では、行政救済法を扱う。
目次
第8章 行政手続(大陸流と英米流;従前の日本の実定法 ほか)
第9章 行政訴訟法(行政訴訟と民事訴訟;取消訴訟の訴訟要件 ほか)
第10章 行政への不服申立てと行政の監視(行政不服申立て;行政不服審査法改正案について ほか)
第11章 国家補償法(損失補償法;国家賠償法 ほか)
著者等紹介
阿部泰隆[アベヤスタカ]
1942年福島市に生まれる。1960年福島県立福島高等学校卒業。1964年東京大学法学部卒業。現在、中央大学総合政策学部教授、神戸大学名誉教授、弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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