出版社内容情報
憲法・行政法にとどまらず,国際法,訴訟法,刑法など公法全般を視野に入れ,「公法主体」「公法行為」「公法関係」等の枠組みで公法の新たな理解に導く入門書。真の意味での「総合」こそ喫緊とする著者の学問観から公共性の法,国家の法化としての公法を分かり易く解明。
目次
第1章 学というもの,法学というもの
第2章 公共性の法としての公法
第3章 国家の法化としての公法
第4章 公法主体と公法関係
第5章 公法行為の諸形態
公共体の公法行為
私人の公法行為
第6章 公法行為の手続原理
民主制と権力分立
公正手続と公開制
第7章 公法行為の目的原理
公共財の供給
公共体の管理
第8章 公法関係の保障
個別公法関係の保障
公法システムの全体的保障
内容説明
憲法・行政法をはじめ国際法・訴訟法・刑法など公法全般にわたって深い本質から、新しい枠組みで分かりやすく説き明かした碩学ならではの滋味豊かな公法入門。分化した学問の総合によって、法の位置づけと意味がつかめる。
目次
第1章 学というもの、法学というもの
第2章 公共性の法としての公法
第3章 国家の法化としての公法
第4章 公法主体と公法関係
第5章 公法行為の諸形態
第6章 公法行為の手続原理
第7章 公法行為の目的原理
第8章 公法関係の保障
著者等紹介
手島孝[テシマタカシ]
1933年高松市に生まれる。1953年九州大学法学部卒業。九州大学教授、熊本県立大学学長を経て、現在、九州大学名誉教授、法学博士
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