内容説明
一九八六年以来、土地投機のいわゆるバブル経済の時代に入り、日本のみならず、全世界に対し、直接または間接、大きな影響をあたえた。その後遺症は現在も深刻につづいており、多くの心ある研究者・企業家らの関心を招いている。本書は、これら諸問題の中から、とくに四つの主題を選んで収録した。すべて、会員または協力者の研究報告とそれをめぐるきびしい討論の成果である。
目次
第1部 大深度地下利用(技術に立脚した地下法制の必要性;地盤工学からみた地下補償制度の問題点 ほか)
第2部 土壌汚染(土壌汚染問題の現状;法律・条例・要綱・基準等が土壌汚染地の(鑑定)評価に与える影響 ほか)
第3部 地籍調査(地籍調査の法的性格と手続のあり方;境界と所有権界―取得時効制度の観点から)
第4部 二世帯住宅(二世帯住宅の都市住宅問題的背景;家族社会学から見た二世帯住宅 ほか)
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