出版社内容情報
下巻は、行政組織法及び行政法各論の分野における論攷を収録。
目次
第3篇 行政組織法論(行政組織法論のあり方に関する若干の考察;公貯笛法の位置付け―行政組織法理の体系化へ向けての一考察;行政主体相互間の法関係について―覚え書き ほか)
第4篇 土地法論(財産権の基本法制;土地基本法第二条の意義に関する覚え書き―「土地についての公共の福祉優先」とは何か;改正土地収用法をめぐる若干の考察;海面下の地盤と土地所有権;開発利益の社会還元システムの確立を目指して―ドイツ法制度との比較に範を求めて;市街地開発における公共施設整備費用と公私間での負担配分のあり方に関する研究)
第5篇 交通法論(西ドイツにおける陸上貨物の運送事業及び運送取扱事業に関する調査―事業規制の実態について;西ドイツにおけるバス及びタクシーの法制度に関する調査―事業規制の実態について;ドイツの河川・湖沼における航行管理法制―バーデン=ヴュルテムベルク州の場合)
著者等紹介
藤田宙靖[フジタトキヤス]
1940年東京に生まれる。1963年東京大学法学部卒業。同助手を経て、1966年東郎大学法学部助教授。1977年東北大学法学部教授。2000年東北大学大学院法学研究科教授。2002年東北大学名誉教授、最高裁判所判事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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