出版社内容情報
《主な目次》
〔行政争訟〕
総合的行政不服審判所の構想=碓井光明
ドイツ環境法における団体訴訟=大久保規子
開発許可取消訴訟における訴えの利益=金子正史
アメリカにおける競業者の原告適格=古城誠
文書提出命令と情報公開法の制定=新山一雄
行政審判の請求人適格=徐元宇
権力的妨害排除訴訟論について=高木光
政策決定と司法審査=武田真一郎
環境影響評価法と取消訴訟の原告適格=畠山武道
許可処分と第三者の「法律上保護された利益」=藤田宙靖
客観訴訟=山岸敬子
〔国家補償〕
国家賠償法案の立法過程=宇賀克也
〔地方自治〕
自治組織権と附属機関条例主義=稲葉馨
条例制定権の限界=岩橋健定
基準・法律・条例=小早川光郎
国法の規律と地域性=斎藤誠
〔財政・租税〕
財政法上の委任の法理=木村琢麿
通達課税の一側面=玉國文敏
財政と国家活動に関する一つの試論=中里実
租税政策と通商政策=増井良啓
〔行政の諸活動〕
規制分野における独禁法のエンフォースメントについて=石川正
教育情報と親の教育権=市川須美子
生活保護法27条に関する一考察=太田匡彦
血液行政の法律問題=金子昇平
環境法執行における行政警察権と司法警察権の競合と協働=北村喜宣
非「客観的」危険=桑原勇進
水法の現代的課題=櫻井敬子
金融行政法における弊害防止措置の発展と課題=進藤功
放送と通信の区別=多賀谷一照
マスタープラン=西谷剛
高レベル放射性廃棄物処分=藤原淳一郎
放射性廃棄物の最終処分と将来の世代に対する責任=保木本一郎
契約による福祉と行政の責任=又坂常人
都市計画と自然環境保護の交錯=山下淳
道路環境と市町村交通計画=山田洋
塩野宏先生略歴・主要著作目録
内容説明
塩野宏古稀記念論文集。本書は、行政法の「発展と変革」に向けた議論を継承し継続していくために、著者らが各自の視点から自由なテーマで論文を執筆したものである。
目次
行政争訟(総合的行政不服審判所の構想;ドイツ環境法における団体訴訟 ほか)
国家補償(国家賠償法案の立法過程)
地方自治(自治組織権と附属機関条例主義;条例制定権の限界―領域先占論から規範抵触論へ ほか)
財政・租税(財政法上の委任の法理―フランスにおける財政統制の基本原理からの帰結;通達課税の一側面―相続財産評価基準とその変容 ほか)
行政の諸活動(規制分野における独禁法のエンフォースメントについて;教育情報と親の教育権―情報法と教育法の交錯 ほか)
著者等紹介
小早川光郎[コバヤカワミツオ]
東京大学教授
宇賀克也[ウガカツヤ]
東京大学教授
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- 和書
- 近松世話物全集 〈下巻〉