出版社内容情報
東京大学の人気講義の書籍化第二弾。ロシアのウクライナ侵略,国会のオンライン審議の可否,多様化する働き方,18歳・19歳の者は大人か?子どもか?,など注目の論点を解説。現代社会の法的課題を知り,世界を拡げることができる一冊。
内容説明
ニュースで目にするような様々な社会問題は、「法学」というフィルターを通すとどう見えるのか。また、「法学」は現代社会のどんなことに問題意識を持っているのか。本書を通じて知ることで世界に対する理解を深め、視野・想像力を広げることができる。東京大学の授業を覗いて、法学の世界に触れてみませんか?
目次
第1講 ロシアのウクライナ侵略と国際法(国際法)
第2講 法を通じて世界を見る(公法)
第3講 国会のオンライン審議は可能か(憲法)
第4講 18歳、19歳の者は大人か?子どもか?(刑事訴訟法・少年法)
第5講 多様化する働き方と社会法(社会保障法)
第6講 母子関係の比較法―外国法の参照は無意味か?(フランス法)
第7講 会社はSDGsのために存在するのか?(商法)
第8講 なぜデッド・コピー(酷似的模倣)を禁止しなければいけないのか?(知的財産法)
第9講 自動運転と法・その1―総論(交通法)
第10講 自動運転と法・その2―自動運転車による交通事故と民事責任・刑事責任(交通法)
第11講 大きいことは悪なのか?競争法は巨大企業にどう対処するか(競争法)
第12講 租税競争をくいとめる(租税法)
第13講 競争法の国際的適用(競争法)