出版社内容情報
法学教室で好評だった入門企画の単行本化。大学生活の様々なシーンには根源的・先端的な問題が潜んでいる…? それらを法学の視点から解説するとともに深く考える問題点も示唆。単行本版では6つのシーンとコラムを追加。大学生活と法学学習,どちらの入門としても最適。
内容説明
大学生活で出会うトピックには、根源的な問題がいっぱい。―授業、コンパ、サークル、SNS、恋愛、アルバイト、シェアエコノミー、スタートアップ、就活etc.親しみやすいシーンから、いつのまにか法学の世界へ。法学のメガネをかけて、根源的な問題を「考える」クセをつけよう。
目次
第1部 あなたと法学が出会うシーン(「大学生活」が始まる;「人間関係」が深まる;「学生生活」を充実させよう;「大人」になる;「将来」について考える)
第2部 法学への道標(民法への道標―ロール・プレイング・民法;刑法への道標―近くて遠い刑法の世界;憲法への道標―終わりなき旅路)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆっき
19
有斐閣発行の新しい時代を生きるための法学入門書。大学生活で出会いそうな具体的な問題からいつの間にか法学の世界へ。身の回りは法学であふれていることは事実。難しいところは読み飛ばしてしまいましたが、考えるクセをつけることはたしかに大事です。大学時代に有斐閣の『ポケット六法』を使ってたなと懐かしい気持ちになりました。2022/04/05
ジャケット君
4
法学という学問の性質上、俺は好きみたいだ。裁判で争う際も勝ち負けで争う。そういう白黒つける(そうでない場合もあるが)性質がある。死への主題やなぜ生きているのか社会の上で契約・責任が存在し我々はどう向き合わないといけないのか哲学チックでもあった。そうした人間共通の考えから法というものが作られた。契約・障害・責任の論点は読む価値あり。執筆者代表、江藤祥平の文章が個人的に好き。実践の読書案内から法学の一般書・判例集のみならずSF小説や漫画,映画を紹介して教養人だとうかがえる2024/06/11
takao
3
ふむ2022/10/07