出版社内容情報
法学教室のオリパラ連載が書籍化。オリンピック・パラリンピックを契機としてスポーツの世界がいかに「法」と結びついているかを学べる全く新しい一冊。研究者・実務家双方の視点から,スポーツ法に関する最新の情報を徹底的に解説。
目次
本書の趣旨と全体像
IOCって何?
選手選考と紛争解決
スポーツ競技団体の裁量権と行政法的思考―選手選考を中心に
アンチ・ドーピング・ルールの目的と手続
アンチ・ドーピング・ルールの実体面―違反類型と制裁措置
選手選考紛争と手続代理
アンチ・ドーピング紛争と手続代理
スポーツ選手とパブリシティ権
性と障がいから考えるスポーツと憲法
国際スポーツ団体を巡る「不正」
オリンピック延期を巡る法的問題
著者等紹介
早川吉尚[ハヤカワヨシヒサ]
立教大学教授・弁護士・スポーツ仲裁裁判所仲裁人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuka
3
全く専門外でもこの本はコンパクトだし堅苦しい説明もなくて、法律用語を全然知らなくても理解できる内容。 今回のオリパラ関連の問題では、そもそも法律問題ではないこと、争う権利のないことなども理解できたし、一番よく耳にするスポーツ仲裁の手続きのことも理解できたのは良かった。 法律に定められていないことはそもそも裁けないけれど、法律がすべて正しいわけでもないし、法律にすべての事象が想定されて定められているわけでもないからこそ、基本的な構造を理解した上でその時々の正しい判断と行動をしていく必要があるんだなと思った。2021/10/03
Go Extreme
2
IOCって何? 選手選考と紛争解決 スポーツ競技団体の裁量権と行政法的思考─選手選考を中心に アンチ・ドーピング・ルールの目的と手続 アンチ・ドーピング・ルールの実体面─違反類型と制裁措置 選手選考紛争と手続代理 アンチ・ドーピング紛争と手続代理 スポーツ選手とパブリシティ権 性と障がいから考えるスポーツと憲法 国際スポーツ団体を巡る「不正」 オリンピック延期を巡る法的問題2021/08/29
Masaki Sato
1
法学教室の連載をまとめたものだった。2022/06/25