法の支配と実践理性の制度化

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法の支配と実践理性の制度化

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  • サイズ A5判/ページ数 358p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641126046
  • NDC分類 321.1
  • Cコード C3032

出版社内容情報

「法の支配に基づく実践理性の制度化」という法構想の基本的な方向をさぐり,その全体的な理論枠組を再構築する意欲的論文集。法理学的な考察姿勢を明確に示しつつ,視座・構想・モデルなどについて,どのような理論枠組が構築されるのか,その基本的な方向と理論構造を明らかにする。

プロローグ
第一章 実践理性の法的制度化と「議論・交渉フォーラム」
 ──法の一般理論としての法構想の再定位に向けて
第二章 法の一般理論としての法概念論の在り方について
 ──現代分析法理学への二方向からの批判を手がかりに
第三章 「法の支配」論の基本構図とその主要争点の法理学的考察
 ──英米法理学における二つの「合法性」構想をめぐる議論を手がかりに
エピローグ

田中 成明[タナカシゲアキ]
著・文・その他

目次

プロローグ(法動態への相互主体的視座と議論・交渉フォーラム構想;法の自立性の観念と法の支配の理念・原理)
第1章 実践理性の法的制度化と「議論・交渉フォーラム」―法の一般理論としての法構想への再定位に向けて(「議論・交渉フォーラム」構想の再定位の背景と方向;実践理性と実践的議論について実践理性の「法的」制度化の段階的・重層的構造;法的交渉と法規範・法的議論との関係;実践理性の法的制度化の段階的・重層的構造;法的交渉と法規範・法的議論との関係;実践理性の法的制度化からみた裁判の特質と位置;裁判の内外における法的交渉と法的議論)
第2章 法の一般理論としての法概念論の在り方について―現代分析法理学への二方向からの批判を手がかりに(法理学の問題領域と法の一般理論の任務;法理学の任務と法の概念をめぐるハートとドゥオーキンの見解;社会的法理論と法多元主義からの批判)
第3章 「法の支配」論の基本構図とその主要論点の法理学的考察―英米法理学における二つの「合法性」構想をめぐる議論を手がかりに(英米法理学における法の支配と合法性をめぐる議論状況;「法の支配」の価値と規範的正義論;法の支配と法の概念;法の支配のもとでの司法的裁判と法的推論)
エピローグ(実践理性の法的制度化の課題;わが国における「法の支配」論の現代的課題)

著者等紹介

田中成明[タナカシゲアキ]
1942年兵庫県三田市に生まれる。1964年京都大学法学部卒業。京都大学大学院法学研究科教授、関西学院大学大学院司法研究科教授などを経て、京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。