自動運転と法

電子版価格
¥4,290
  • 電子版あり

自動運転と法

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 289p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641125995
  • NDC分類 685.1
  • Cコード C3032

出版社内容情報

自動運転車による事故等の際の法的責任のあり方について、研究者・実務家が積み重ねた検討結果をまとめ、公表するもの。

内容説明

自動運転車の普及が現実味を帯びてきた中、事故などの際の法的責任のあり方が議論となっている。本書は、研究者・実務家による検討の成果をまとめ、公表するものである。

目次

第1部 自動運転の現況(自動運転技術の現況;自動運転にかかる法制度の検討の現況;自動運転をめぐるドイツ法の状況;自動運転をめぐるアメリカ法の状況)
第2部 自動運転と法制度―事故と補償を中心に(自動運転をめぐる規制上の問題;自動運転と運行供用者の責任;自動運転と販売店・メーカーの責任;多当事者間の責任の負担のあり方;自動車のソフトウェア化と民事責任;自動運転と保険;自動運転をめぐる民事責任法制の将来像)

著者等紹介

藤田友敬[フジタトモタカ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うぴー

2
自動運転に係るシステムが普及しつつある中で事故が生じた際に、既存の法制度においてどのように法的責任が分担されるか、また当該制度にどのような問題点があり、解決するにはどのような方法が考えられるか論じられている。自動車事故は自損か否か、人損か物損か、自動化の度合はどの程度か、事故の原因は運転手の過失かシステムの欠陥か等の要素によって法的責任の判断が変わりうる上、責任の判断が白黒つかず過失相殺等で処理される場合もある等整理するのが難しいと改めて感じた。2019/09/25

ただの人間

0
既存の自動車に関する法制度が、「自動車」についてどのような性質を持つものであるのかという前提を置いているのか、そこから「自動運転」が実現されると何が変わるのか、変わる過程の段階としてどのようなものがありうるのか、といった見地から、自動運転の実現で法的に生じうる問題について論じられる。法制度の想定する前提と、前提との差異をふまえた検討という枠組みは、自動運転に限らず活用していくことができるものだと感じた2020/11/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12650194
  • ご注意事項