法を学ぶ人のための文章作法

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  • サイズ A5判/ページ数 202p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641125896
  • NDC分類 320.7
  • Cコード C1032

内容説明

法律分野と国語教育分野の研究者がタッグを組んだ、今までにない文章作法の本。確かな表現力を身に付けるための一冊。

目次

1 文章というものを考える(法律家はどういう文章を書くべきか―法律家の文章に求められるもの;正確性、平易性、論理性―すぐれた法的文章の形式的条件;法的判断の合理性・正当性―すぐれた法的文章の実質的条件;答案やレポートを書くにあたって―より実践的なアドバイス)
2 明確な文章を書く(基礎体力を付ける―日頃からの準備;文章技能を身に付ける―文、語句、段落、全体;文章作成スタイルをもつ―計画と点検)
3 さあ、書いてみよう(まずは書き切る―次に工夫をする;小分けをして考える―書く前に考える、そして問題を発見する;組立てを考えて書く―結構という言葉の意味;段落の用い方―むやみに改行しない;伝えようとする意志―裁量点を勝ち取る;根拠を示す―法律学というものの覚悟;気負って書く必要はない―新政府の巡査のようになってはいけない;平易な接続表現の心がけ―したがって、そこで、しかし;長すぎる文の危うさ―「…は」と「…が」に注意;誤字の頻出例―不正確な用字や語法の葬列;自分のルールを作る―本書を読み通した後の皆さんへ)

著者等紹介

井田良[イダマコト]
1978年慶應義塾大学法学部卒業。現在、中央大学大学院法務研究科教授、慶應義塾大学名誉教授。専門は刑事法

佐渡島紗織[サドシマサオリ]
1998年イリノイ大学大学院卒業。現在、早稲田大学国際学術院教授。専門は国語教育

山野目章夫[ヤマノメアキオ]
1981年東北大学法学部卒業。現在、早稲田大学法学学術院(大学院法務研究科)教授。専門は民事法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ルーシー

8
読みやすかった。文章の作り方や正しい日本語の使い方まで、例題を使って丁寧に教えてくれた。2017/06/06

ねお

3
法律文書作成手順:所与の状況に焦点を合わせ、事案を分析して問題点を抽出する。次に、法律的な解決は同様の状況に対して等しく与えられるべきもねかだから、当該状況に対する解決の考え方を一般的に示すために定立された規範を確かめなければならない。我々が立法権の行使を付託した国権の最高機関が採択したルールであり、法律的な紛争解決において至高の価値を持つ法文を解釈して根拠とするのである。最後に、事案の中から規範の適用関係上、重要な事実を識別し、抽出された事実について規範を適用して得られる解決を論理的に明晰な文章で示す。2019/09/07

2
めっちゃ勉強になったな。今度ロースクール生に会うことがあったら薦めよう。2020/12/23

Daaaa

2
法律を学ぶ上では、知識や考え方の習得に併せて、結論に至るまでのロジックをわかりやすく表現する文章力を身につけることが重要である。が、これがなかなか難しい。複数人で集まって本書を読み、その上で文章を批評し合えば、かなりの効果が見込めるのではないかと思う。文章指導の専門家と当代一流の法学者がタッグを組んだなんとも贅沢な本である。今後、法学部や法科大学院で学ぶ学生さんは、手元に置いておいて損はないと思う。2017/03/17

ショ

1
伝わる文章とはどのように書かれるのか。自分は文章を系統立てて勉強したことがないので、勝手気ままに書くしかないが、本来即今でしかない今を、事実として記述することは実は途方もなく難しいしと思うし、そこから何を推論するのかということは当然一様にはいかない。法務の世界の人であれば、衒学的な倒錯とは切り離して、人の一生を左右するような場面で実務的に整理するような”分別視の妙”のようなものをしめしてくれるのではないかと思って読んだ。2021/10/18

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