判例学習のA to Z

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  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641125292
  • NDC分類 321
  • Cコード C1032

内容説明

判例学習の道しるべ。判例の読み方・探し方・その機能の学び方etc、判例学習のすべてがわかる!法学部生・法科大学院生必携。

目次

第1章 判例を読む
第2章 判例の機能と学び方 民法・「判例格付け」のすすめ
第3章 判例の機能と学び方 刑法
第4章 判例の機能と学び方 憲法
第5章 判例学習の発展
第6章 判例の探し方

著者等紹介

池田真朗[イケダマサオ]
1949年生まれ。1973年慶應義塾大学経済学部卒業。現在、慶應義塾大学法学部・同大学大学院法務研究科教授、日本学術会議会員

小林明彦[コバヤシアキヒコ]
1959年生まれ。1983年中央大学法学部卒業。現在、片岡総合法律事務所パートナー弁護士、中央大学法科大学院特任教授

宍戸常寿[シシドジョウジ]
1974年生まれ。1997年東京大学法学部卒業。現在、東京大学大学院法学政治学研究科准教授

辰井聡子[タツイサトコ]
1970年生まれ。1994年上智大学法学部卒業。現在、明治学院大学法学部准教授

藤井康子[フジイヤスコ]
1966年生まれ。1990年慶應義塾大学文学部卒業。現在、大宮法科大学院大学図書館課長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takizawa

4
「学説の主要な名宛人は,裁判官をはじめとする実務家である。……これに対して,判例の名宛人は,第一義的には,被告人である。……判決理由には,しばしば(理論的には)当該事案における実際の判断に必ずしも直結しない情緒的な文言が用いられる傾向があることが指摘されているが,刑事裁判が,目の前にいる被告人に反省を促すこと,社会一般の規範意識に訴え一般予防に資することを基本的な役割としていることに鑑みれば,これはむしろ自然なことであろう。」(p.94)2012/04/14

月と星

2
★★★難しいけど良い本だと思います。長文が苦手な人(私)は、法律の試験問題に向いてないでしょう。2011/02/21

gyakuare

0
この本を判例を読む際のガイドラインとして活用するのは難しいんじゃないかな。判例を読むのには、やはりそれなりの知識を持って臨まなければ効果は得られないと感じた。最近「自分で考えることが大事」という言葉をよく目にするが、やはりそれも知識あってのことだろう。詰込教育が批判されて大学受験の形が変わるなんていう話もあるが、詰込あっての思考だと個人的には思う。学説側と判例を書く側、誰に向けて書くかで書き方が変わる。当然のことだがなるほどと思った。基本書に優しくなれる本。2015/01/26

bibamusjpabacus

0
憲法の章を読む。違憲判断の蓄積が少ないため、性急な一般化に陥る危険を孕む学説のみを学習することを戒め、自ら判決の内在的論理を辿ることの大切さをわかりやすく説く。難しい作業である反面、自分なりの判例理解を切り拓ける面白さも期待できると理解した。2020/01/25

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