出版社内容情報
著者の主張である「法における主体性」「法のダイナミックス」について読者に語りかけ,考えさせる。学問の書であると同時に味わい深く,心を打つ一冊。近時の法改正を織り込み,文献を加えるとともに,海外の研究者との交流などのエピソードを織り込んで改訂。
目次
第1編 法(序論;法の静態;法の動態;法の理念と実定法の効力の限界)
第2編 法学(序論;法学の諸傾向とその系譜;法学の諸分野とその任務)
著者等紹介
団藤重光[ダンドウシゲミツ]
1913生れ、1935東大法学部卒業。1937~1947東大法学部助教授、1947~1974東大法学部教授、1974慶應義塾大学法学部教授、1962~1974日本刑法学会理事長、1974~1983最高裁判所判事。東京大学名誉教授、日本学士院会員、学士会理事長、文化功労者、文化勲章受章、法学博士、名誉法学博士(ミシガン大学)、国際刑法学会(A.I.D.P.)・国際社会防衛学会(S.I.D.S.)、各名誉理事、日本刑法学会顧問、アメリカ学芸・科学アカデミー外国人名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
98
團藤先生の法学入門的な参考書です。ただ基礎とはいうもののやはりかなり程度は高く感じました。今まで團藤先生が研究してこられた法律のエッセンスあるいは骨格のみのような感じなのである程度法律についての基本的な部分を知っておかなければならない気がしました。これで法学の骨組みを理解してあとでもう少し用語などの解説のある理解しやすい本を読んだほうがいいと感じました。2016/11/08
_udoppi_
2
基礎なのにめっちゃ難解で法学理論の系譜は一度読んだくらいではどうにもならない。制定法・実定法を一通り勉強して、また戻ってきたときにはまた違った発見ができるのだろうし、この本自体が法学の理解の試金石的な役割を果たすことになろうかと思う。2012/10/13
ぴろし
1
読み終わったのでTLOに送付。 ただし、僕が読んだのは、改訂版でした たぶん、 改訂版の後に第2版が出ているのよね?2015/01/04
tyama
1
死刑廃止を唱える団藤先生の考え方を知りたくて読んだが、ストレートには疑問は解決せず。尤も法学のアウトラインを俯瞰することはできた。まだまだ勉強が必要。2012/11/09
敷島
1
なかなか充実した内容です。初学者の私には難しかった。2010/10/14
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