内容説明
複雑な分析を要する一般均衡分析をあたかも部分均衡分析のように扱うことで、貿易パターンや貿易利益の分析から、貿易政策の効果までを統一的に説明する。丁寧な理論の説明に加え、データによる検証結果も示す、新しい標準テキスト。
目次
第1章 国際貿易の概観―自由化への歩みと現状
第2章 国際貿易の経済分析―基本的枠組み
第3章 生産技術と貿易パターン
第4章 生産要素の供給と貿易パターン
第5章 産業内貿易と新貿易理論
第6章 関税政策の基礎分析
第7章 関税政策の応用分析
第8章 数量制限と補助金政策
第9章 国際要素移動
第10章 国際貿易システム
著者等紹介
阿部顕三[アベケンゾウ]
1958年愛媛県生まれ。80年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業、85年、神戸商科大学経済学研究科博士後期課程単位取得退学、90年、経済学博士(神戸商科大学)。名古屋市立大学経済学部助手、立命館大学経済学部助教授、大阪市立大学経済学部助教授、大阪大学経済学部助教授、同大学院経済学研究科教授などを経て2011年より現職。日本国際経済学会顧問。現在、大阪大学理事・副学長
遠藤正寛[エンドウマサヒロ]
1966年埼玉県生まれ。91年、慶應義塾大学商学部卒業。96年、慶應義塾大学大学院商学研究科後期博士課程単位取得退学、2000年、慶應義塾大学博士(商学)。1996年、小樽商科大学商学部助教授、99年、慶應義塾大学商学部助教授を経て現職。日本国際経済学会常任理事。現在、慶應義塾大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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