内容説明
国際経済活動を国際貿易・投資、国際金融、開発経済の3部に分けて構成しています。各章ともまずその実態・問題の把握から説き起こし、次に実態を理解するための理論的説明を行い、最後に問題解決のための政策を検討するという流れに沿って叙述されています。
目次
第1部 国際貿易・投資(なぜ貿易が行われるのか―貿易パターンの決定・貿易の利益;なぜ政府は貿易に介入するのか―貿易政策;なぜ地域統合が行われるのか―地域経済統合;なぜ海外投資が個々なわれるのか)
第2部 国際金融(どのように国際的に資金が流れるのか―国際金融取引の流れ・資金の流れ;為替レートはどのように決まるのか―為替レートの決定;どのように為替レートを安定化させるのか―為替介入とマクロ経済政策;どのようにして安定した国際通貨制度を構築するのか)
第3部 開発経済(なぜ豊かな国と貧しい国が存在するのか―経済発展;どのようにして貧困を削減すればよいのか―世界の貧困問題;どのようにして開発援助を行えばよいのか―政府開発援助(ODA)
どのようにして環境と開発の共存を達成するのか)
著者等紹介
浦田秀次郎[ウラタシュウジロウ]
1950年埼玉県に生まれる。1973年慶應義塾大学経済学部卒業。1978年スタンフォード大学経済学部大学院博士課程修了(Ph.D.)。現在、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授
小川英治[オガワエイジ]
1957年北海道に生まれる。1981年一橋大学商学部卒業。1986年一橋大学大学院商学研究科博士課程単位取得。現在、一橋大学大学院商学研究科教授、商学博士(一橋大学)
澤田康幸[サワダヤスユキ]
1967年兵庫県に生まれる。1990年慶應義塾大学経済学部卒業。1999年スタンフォード大学経済学部大学院博士課程修了(Ph.D.)。現在、東京大学大学院経済学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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